キャンプファイヤーに投稿した活動報告を転載しております。
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先日、活動報告書(収支報告を含む)をメールにて送信いたしました。届いていますでしょうか。もし支援者の方で届いてないという方がいらっしゃいましたら、メールorキャンプファイヤーのメッセージから連絡をいただけますと有難いです。
長いこと時間がかかってしまいましたが、一区切りつけることができました。
最後は東京エリアの子ども食堂さんにお届けしました。
まず、東京は難しいと悩んでいた理由は、子供食堂の数が他の都道府県と比べて桁違いに多いことです。予算も残りわずかになっているのでどうしようかなと。
そこで、ネットワークではなく、各団体に声をかけるということにいたしました。
まず1つめは、吉祥寺にあるcafe & bar dizzleさん。カフェバーで子ども食堂?!というのがお驚きでもあり、新鮮に感じました。キチコネ(吉祥寺SHOPコネクションの略)の一環で「吉祥寺の個人店と連携して街を盛り上げること、また地域にも貢献できるように」と昨年より活動されれているそう。dizzleさんはその一つの方法として子ども食堂を開設されました。
吉祥寺は繁華街というより、住宅地の側面も強い…ということで、エリアの渡し的な存在を目指されているところも素晴らしいですね。
次にお届けしたのが、小平にあるカモミールさんです。ネットニュースを見て知ったのですが、
「集まれないなら自分で移動しよう」と、移動式の子ども食堂を運営されています。
コロナ禍で集まれない → 人に集まってもらうのではなく、自分たちが各地をまわればいい。
なんという発想の転換!!
小平でも子ども食堂のある地域とそうでない地域があり、偏りがあるそうです。その問題を解消するのにも移動式ならバッチグー。
調理する場所も、その都度変わるので、なかなか大変ということですが、カモミールさん方式は子ども食堂の1つのスタイルとして、発展するといいですね。
最後にご紹介するのが、景岡の家さんです。ここは恵比寿にある子ども食堂で、東京事務所の近所で行ってみたいなあと気になっていた食堂。
ホームページが素敵すぎて、逆にお返事がないかも…と心配してしまったのですが、当たって砕けろで、お問い合わせフォームから寄贈の由を連絡しました。
渋谷区社会福祉協議会から、すぐにお返事がきました。
景岡の家も含め、渋谷区では社会福祉協議会が、子供たちを応援する施設を取りまとめているそうで、食堂だけでなく学習支援なども含め、それを「渋谷区 こどもテーブル」と呼んで活動をサポートしているそう。
区の社会福祉協議会が全面的にバックアップしているなんて、素晴らしい。
ついつい地元名古屋市の遅れている状況と比べてしまいました。(以前の活動報告でもメンションしております)
そして…恐れていた(?!)ことが
渋谷区の子ども食堂は66か所、それ以外(学習支援・居場所など)を含める子どもテーブルとしての数は106か所。(ちなみに愛知子ども食堂ネットワーク、愛知県下で99か所です)
収支はなるべく予算内でやった方が良いかなとは思っていたのですが、ドドーンと足りません。覚悟を決めてというのもなんですが、喜んで株式会社コーボウケミファから補填させていただくことにいたしました!!
クラウドファンディングが終わっても、大なり小なり、引き続き支援はしていきたいな…と思っておりましたので、私としてはNoProblemですが、またご意見ありましたらお寄せくださいませ。
というわけで、渋谷区社会福祉協議会へのお届けをもって、今回のプロジェクトは終了となります。
長い間お付き合いいただきまして、ほんとうにありがとうございました。
支援してくださった皆様にはほんとうに感謝の念が絶えません。ファンド募集期間が終わってから寄付をしてくださった方が1名いらっしゃって最終的には100名となったこと、言い忘れておりました。数字1つ違うだけですが、やはり嬉しいです。
個人的には、ルーツである修復の仕事が忙しくなって参りまして…
琉球王朝ゆかりの文化財の修復に携わることになりました。すでに現地に行ってまいりましたが、沖縄でたまたま、初めて子ども食堂でご飯を食べました。(大人向けにもやっているお店で、沖縄の家庭料理を頂きました)それがとても美味しかったんです。こんなかかわり方も一つかなと思っております。
沖縄・首里 MAL食堂さんにて
最後になりますが、活動を通じてたくさんのことを学ばせていただきました。貢献するつもりが、計り知れない貴重な経験をさせていただき、感謝するばかりです。また何等かの形で恩返ししたいし、子ども食堂の活動支援はしていきたいと思っております。ほんとうにありがとうございました!!
株式会社コーボウケミファ
代表取締役 佐野智恵子