続き…ですが、中区福祉協議会のスタッフの方に聞いた話も興味深かったので、披露します。

中区福祉協議会は、なかぶん子ども食堂さんを支援しているそうですが、今は年間1万円だそうです。

子どもつなぐ未来さんに聞いたのは、名古屋市から子ども食堂に支援があるのは、開設した時の一時金5万円のみ。

これは多いのか少ないのか…。

私は、ちょっとウーンっとうなってしまいました。

ちょっと…子ども食堂の立ち位置を説明します。

子ども食堂は民間から生まれました。それに対して、公が運営する児童館などの施設があります。

子ども食堂は今、全国5000箇所を超え、児童館と並ぶ規模になっているそうです。これは社会が必要としているからではと思います。

もちろん行政は子ども含めた全世代が支援対象ですから、生活保護などもしているわけで…ただ、生活保護は収入で線引きする必要があり、その線引きからは外れてしまうけれど、やはり苦しくて助けが必要なグレーゾーンの家庭が存在して、そのゾーンの支援を子ども食堂がになっている部分がある、と子どもつなぐ未来主宰の安藤さんはおっしゃっていました。

福祉協議会の方に

「もっと子ども食堂を支援してあげてくださいよ〜」と、言いましたところ

もちろん活動を見に来ると、そういう気持ちになる。ただ、今はコロナの影響もあり、とてもそれどころではない状況になっていると。

福祉協議会では、生活が困難になっている人に、生活費として20万円を無利子で貸し付けしているそうですが、それが返済出来なくて貸し付け期間延長、さらに延長…という非常事態が起こっているそうです。

名古屋市各区に福祉協議会はあるそうですが、特に中区は他の区と比べて大変な状況だともおっしゃっていました。

コロナ禍をニュースで見たり聞いたりします…でもリアルな声は、一番インパクトが大きいです。