全国で子ども食堂は約3700か所あるそうです。あいち子ども食堂ネットワークに登録されれている数は84か所。

私が子ども食堂に関心を持つきっかけとなったのは、緊急事態宣言が発令されて間もなく、たまたま文化財保存の仕事のほうでお付き合いのある小学校の先生が工房にいらして、ニュースでは伝わってこなかった実情をおしえてくれました。その中でも一番驚いたのが「学校がないと給食がなくなる。一日の栄養を給食で取っている子もいるから、心配だ。」という話でした。いろいろな事情があるかと思いますが、栄養が十分に取れない子供が自分のすぐそばにいることに衝撃を受けました。(その小学校はコーボウケミファの所在地と同じ区内にあります。)

そのときは何も行動が起こせなかったのですが、11月上旬に再度、コロナ禍で活動を制限されているという子ども食堂のニュースを見て、何かできないかなと思うようになり、「子ども食堂の支援は食材だけでない。除菌剤も支援になるのでは。」と思って、あいち子ども食堂ネットワークさんにコンタクトを取りました。イーダッシュはノンアルコールなので、モニターさんの声で「子供にも安心して使えますね。」という声が背中を押ししてくれたところは大きいかも…。

フードバンク愛知という支援団体が運営する拠点が北名古屋市にあり、そこに直接配達&お届けに上がりまして、84か所分のイーダッシュを受け取っていただくことができました。やはり消毒する必要があるということで、たいへん喜んでいただけました。

あいち子どもネットワーク代表の山崎さん、杉崎さん、それからちょうどサツマイモが豊作でもって来られた方、ボランティアスタッフの方にもお会いでき、子ども食堂の活動の一端に触れることができたのは、除菌剤イーダッシュのおかげです。私の人生において大切な一コマとなりました。